商標登録に関する質問

先に使用した商標が後から使えなくなることはありますか?

商標登録制度には、先に使用した者に権利を与える使用主義と、先に特許庁に権利申請した者に権利を与える登録主義とがあります。

日本を含むほぼ全ての国は、登録主義を採用しています。このため先に商標を使用したとしても、先に使用した人は商標権者になることはできません。後から特許庁に商標登録の手続きをした人が法律上は正当な権利者になります。

このため、先に使用した商標が後から使えなくなることは、普通にあります。

先に商標の使用を開始した人は、後から商標登録をした人が「商標登録出願をした日以前に」その商標を「非常に有名にした」場合には、その有名になっている地域、商品等の範囲内で商標を使用し続けることが認められる場合があります。

通常は、単に先に使用をしていただけでは、その商標を無断で使い続けることはできません。

またドメインについては不正競争防止法第2条第1項第12号に該当する場合には使用をすることができなくなります。

ではどうすればよかったか?

答えは明確で、他人に先に商標登録をされる前に、先に商標登録を済ませておけばトラブルに巻き込まれることを防止することができます。

実際にトラブルに巻き込まれてしまった場合には、現在とは違う商標を考えて、特許庁に商標登録を済ませ、登録された商標を使用する必要があります。