商標登録に関する質問

欲しい商標が既に他人に取られているのすが、何か裏技はありますか?

商標権は、独占排他権であり登録商標と類似する範囲内で使用できるのは原則として商標権者だけです。
このため商標権の権利範囲内で登録商標を使用することは商標権の侵害になります。

商標権の権利の性質は土地の権利に似ています。

例えば東京の青山の一等地にお店を出したい、とあなたが考えていたとします。
実際にその青山の一等地に行ってみたら、既に他人がその場所で同じ業務のお店を開いていた、という状況によく似ています。

この場合には、

(1)お店を出す他の場所を再考する
 つまり、他の商標を考え直すことが一つです。

(2)お店を譲ってもらう
 お金を出して商標権を譲ってもらう手もあります。

(3)お金を払って貸してもらう
 例えば売上げの一定額を商標権者に支払って、ライセンスしてもらう手もあります。

(4)相手の商標登録を取り消す
 相手の商標権に欠陥がある場合等には審判手続等により相手の商標登録を取り消す手段もあります。

*ただし相手の商標登録の取消を実際に行うことは、相手陣地にミサイルをいきなり撃ち込むことに等しいです。取消に失敗したら、当然相手陣地から報復のミサイルがこちらに飛んできます。

これらの中で、新たな商標を考え直す方が、一番安く済みます。